これまでのM&Aニュース(2017年06月)

2017年6月7日

日用品・医薬品の卸売会社PALTAC〈8283〉、タイ国のサハグループと資本業務提携

日本国内を中心に化粧品・日用品、一般用医薬品の卸売業を展開し、生産性の高い流通網構築を目指す株式会社PALTACは、タイ国の消費財最大手であるサハグループとの間で、サハグループ傘下企業に対する出資および物流・システムに関するコンサルティングの基本合意を締結することについて決議した。

サハグループは、日本企業とも数多く業務提携し、タイ国内外において化粧品・日用品・雑貨・衣料品・食品等の幅広い消費財を製造・流通・販売するタイ国最大手の企業グループである。
PALTACは、日本で長年培ってきた卸売業のノウハウを海外で活用すべく、進出先およびパートナーを検討していた。
タイ国は近年、生産拠点としての役割だけでなく、経済発展に伴う一大消費地になりつつあるとともに、ASEAN地域におけるハブ拠点としての発展も見込まれ、流通の効率化をより戦略的におこなうことが重要なテーマとなってきておりタイ国最大手のサハグループと協力することで、タイ国のみならず経済共同体として発展するASEAN全域を視野に両社の発展に資すると判断し、本決議に至った。

これにより、サハグループと、それぞれの優位性や特長・ノウハウを結集し、流通プラットフォーム事業に取り組むとしている。
具体的に、PALTACは、サハグループの中核企業であるタイ国内の全業態の小売業に取引を持つ販売卸売会社であるICCインターナショナルと、ICCインターナショナルの取り扱い商品を中心に物流を展開しているタイガーロジスティックスと自社の3社間で、基本合意を締結し、タイガーロジスティクスへ30%出資し、スワンナムプール国際空港近隣でタイガーロジスティックスが運営を開始する物流センターについて、物流コンサルティングサービス等の提供を行う。
また、上記の業務を通じ、タイ国における流通事業やノウハウを蓄積し、3年後を目途に「日本型の卸売業」の事業化に取り組む。加えて、日本・タイそれぞれの国で生産された商品について、協力して相手国への輸出に向け取り組むとしている。

出資契約日:2017年8月頃
物流センター稼働日:2018年6月頃

〈出資合意締結先会社の概要〉
会社名:I.C.C. INTERNATIONAL PUBLIC COMPANY LIMITED
所在地:530 Soi Sathupradit 58 Bangpongpang Yannawa BAbgkok, Thailand
事業内容:タイ国における流通事業
資本金:291百万バーツ(約930百万円)
売上高:12,615百万バーツ(約40,369百万円)

会社名:TIGER DISTRIBUTION & LOGISTICS CO., LTD
所在地:530/1-2 Soi Sathupradit 58 Bangpongpang Yannawa BAbgkok, Thailand
事業内容:タイ国における倉庫・物流・配送作業
資本金:20百万バーツ(約64百万円)
売上高:356百万バーツ(約1,139百万円)

〈当該会社の概要〉
会社名:株式会社PALTAC
所在地:大阪府大阪市中央区本町橋
事業内容:東京証券取引所 市場第一部
資本金:15,869,545,194円
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第一部
発行済株式数:63,553,485株