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2017年5月10日

東レ〈3402〉と三井不動産〈8031〉、共同で曽田香料〈4965〉の株式を公開買付けにより取得

東レ株式会社三井物産株式会社は、共同して曽田香料株式会社の普通株式を公開買付けにより取得することを決定した。

東レは、現在、曽田香料の普通株式を5,001,250株(所有割合50.03%)所有しており、曽田香料を連結子会社としている。
また、三井物産も曽田香料の普通株式を1,500,000株(所有割合15.01%)を所有しており、曽田香料を持分法適用会社としている。
このため、東レと三井物産の所有割合は、曽田香料の第4位株主が所有する普通株式367,350株(所有割合3.67%)と合わせて、68.7%であり、本公開買付けの開始前においてすでに3分の2以上となっている。

東レと三井物産は、2017年5月10日付けで共同公開買付け契約書を締結し、本共同公開買付け契約に基づき、曽田香料の株式を東レと三井物産が共同して、曽田香料の株式の全てを対象とした本公開買付けを実施することを決定した。

曽田香料はあらゆる香料の研究開発に取り組み、調合香料および合成香料・ケミカル製品の製造および販売を営んでいるが、国内の香料事情は近年減少傾向にあった。
加えて消費者の嗜好の多様化および高度化を背景とした競合他社との競争激化や品質保証に対する要求増加等対象者グループを取り巻く経営環境の厳しさが増しており、曽田香料においてはその販売機能の強化が喫緊の課題となっている。

東レは、曽田香料グループの経営課題を克服するためには抜本的な経営基盤の再構築や、より積極的な経営資源の投入が必要であると判断し、そのためには、機動的な意思決定を行い得る経営体制を構築する必要があるものとして本決議に至った。
これにより、東レは、総合化学メーカーとしての知見を活かし、主に適正な組織体制の維持強化、生産・技術面の強化において、曽田香料を支援する。

また三井物産は香料市場との関連性の高い食料・食品事業を国内外に展開している販路の積極的な活用を通じて、曽田香料の国内外の販売・マーケティング面の強化、海外事業開拓・新規事業開発面の強化において曽田香料を支援する方針である。

買付予定株式数:3,495,033株
買付け後における株式等所有割合:100.0%
買付代金(予定):3,984,337,620円(3,495,033株@1,140円)

〈取得する会社の概要〉
会社名:曽田香料株式会社
所在地:東京都中央区日本橋
事業内容:各種香料・香料関連品の製造および販売
資本金:14億9,000万円
上場証券取引所:東京証券取引所 JASDAQ市場スタンダード(証券コード4965)

〈当該会社の概要〉
会社名:東レ株式会社
所在地:東京都中央区日本橋室町
事業内容:繊維製品、昨日化成品、炭素繊維複合材料製品、炭素繊維・同複合材料及び同成形品、
環境・エンジニアリング関連製品、ライフサイエンス関連製品の製造および販売
資本金:147,873,030,771円
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第1部(証券コード3402)
発行済株式数:1,599,987,959株 (自己株式31,493,444株を除く)
会社名:三井物産株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目
事業内容:鉄鋼製品、金属資源、プロジェクト、機械・輸送システム、化学品、エネルギー、食料、流通事業、ヘルスケア・サービス事業、コンシューマービジネス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントの各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開
資本金:341,481,648,946円 (2017年3月31日現在)
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第1部、名古屋証券取引所 市場第1部、札幌証券取引所、福岡証券取引所(証券コード8031)
発行済株式数:1,796,514,127株