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2017年4月25日

家電用モータメーカー日本電産〈6594〉、ドイツのコンプレッサーメーカーSecop Holding GmbH等4社の株式および貸付債権取得

家電用モータ事業を展開している日本電産株式会社は、ドイツのAURELIUS Equity Opportunities SE&Co KGaAの保有するSecop Beteilligungs GmbHから、Secop Holding GmbH、Secop s.r.o.、Secop Compressors(Tianjin)Co.Ltd.、Secop Inc.の4社の株式100%および、Secop各社に対する貸付債権を取得することを決議し、2017年4月25日付けで譲渡契約を締結した。

日本電産は、家電用モータ事業に関して、2010年1月に買収した日本電産ソーレモータ、2010年9月に買収した日本電産モータの家電事業を軸に家電産業事業本部にグローバルアプライアンス部門を設置し、2016年5月にはANAIMEP S.A.(現 日本電産モータルーマニア)を買収しており、グローバルアプライアンス部門は欧州に3拠点、中国・メキシコに1拠点を有し、主に洗濯機・乾燥機・食洗機といった水回り家電向けモータを中心に取り扱っている。
Secop社は、家庭用・商業用冷蔵庫のコンプレッサー事業を営んでおり、家庭用冷蔵庫コンプレッサーにおいて欧州での市場占有率が高く、また商業用冷蔵庫コンプレッサーにおいてはグローバルに市場を展開している。
日本電産は家電・商業・産業用モータ事業を戦略的に重要な事業の一つと位置づけ、成長、強化に努めており、本決議に至った。

これにより、日本電産のグローバルアプライアンス部門は冷蔵庫市場に本格参入し、新たに冷蔵庫用コンプレッサーが製品ポートフォリオに加わる。
加えて、Secop社が保有するDCコンプレッサーにおける高い技術力と、日本電産が保有するプラシレスDCモータ技術を活用することが出来、さらに、コンプレッサーとモータは共通する部品も多く共同購買によるコスト削減シナジーも期待出来るとしている。

なお、取得のストラクチャーとして、日本電産の子会社である日本電産ヨーロッパ株式会社がSecop Holding GmbH、Secop s.r.o.、Secop Compressors(Tianjin)Co.Ltd.の3社を、日本電産の子会社である日本電産アメリカ・ホールディング株式会社がSecop Inc.を譲り受ける予定。

取得価額:185百万ユーロ
クロージング日:2017年6月末(予定)

〈取得する会社の概要〉
会社名:Secop GmbH
所在地:フレンスブルグ、ドイツ
事業内容:家庭用・商業用冷蔵庫コンプレッサーの開発・製造・販売
大株主:Secop Holding GmbH 100.0%
(2016年12月期)
売上高:356.6百万ユーロ

〈当該会社の概要〉
会社名:日本電産株式会社
所在地:京都府京都市南区久世殿城町
事業内容;精密小型モータ、車載及び家電・商業・産業用モータ、機器装置、電子・光学部品、その他の開発・製造・販売
資本金:877億84百万円(2016年3月末現在)
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第1部(証券コード6594)
発行済株式数:298,142,234株(2016年3月末現在)


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