これまでのM&Aニュース(2017年04月)

2017年4月18日

ジーエヌアイグループ〈2160〉、米国の生体材料メーカーBerkeley Advanced Biomaterial, Inc.を買収

バイオ技術を活用した創薬活動を行っている株式会社ジーエヌアイグループは、自社100%子会社であるGNI USG, Inc.を通じて、生体材料(代替骨)の開発、製造、販売を行っているBerkeley Advanced Biomaterial, Inc.を買収することを決議し、2017年4月18日付けで当該買収に関する拘束力のある覚書を締結した。

これに伴い、形式的にはBerkeley Advanced Biomaterialが子会社を設立し、資産・営業等全てを当該子会社に譲渡し、その後、ジーエヌアイグループが当該子会社の株式を70%取得し、連結子会社化することを予定している。

ジーエヌアイグループは、アジアに患者の多い疾患を適応症とした複数の創薬候補化合物をパイプラインに持ち、先端バイオ技術を活用して創薬活動を行っており、主に中国において事業を運営、そして取扱い製品は低分子化合物である医薬品である。
ジーエヌアイグループは営業地域、製品分野が単一であることをリスクであると感じ、企業経営の安定化、収益の拡大、収益性の向上のためには他の医療分野や他の地域への進出を検討していた。
その状況下で、Berkeley Advanced Biomaterialは、ヒドロキシアパタイトおよびカルシウムを主成分とする生体材料(代替骨)の製造に特化し、米国および欧州各国内で整形外科領域の手術や脊髄外科手術で用いられる移植可能な性耐久性のある生体材料開発・販売おり、ジーエヌアイグループの今後の戦略に合致する買収相手先と認識し、本決議に至った

これにより、生体材料の開発および販売事業をジーエヌアイグループの事業ポートフォリオに加えることができ、経営の多角化と、Berkeley Advanced Biomaterialから見込まれる中国国外からの安定的な収益およびキャッシュ・フローにより、財務基盤の安定と、事業の持続的成長を図ることが可能となり、加えて、今後、Berkeley Advanced Biomaterialの製品群を有望市場である日本および中国において展開することや医薬品と生体材料の融合による新たな製品開発を行い新規事業分への展開も可能としている。

取得価額:59.7百万ドル(6,510百万円)※概算額、アドバイザリー費用概算額91千ドル(10百万円)含む
異動後の所有株式数:未定(議決権所有割合70.0%)
株式譲渡実行日:2017年7月31日(予定)

<取得する会社の概要>
会社名:Berkeley Advanced Biomaterial, Inc.
所在地:901 Grayson Street, Suite 101 Berkeley CA 94710 USA
事業内容:生体材料の開発・製造・販売
資本金:1,614千USドル
(2016年12月期)
純資産:13,227千USドル(1,441,828千円)
売上高:15,288千USドル(1,666,495千円)

<当該会社の概要>
会社名:株式会社ジーエヌアイグループ
所在地:東京都中央区日本橋本町
事業内容:バイオ創薬事業
時価総額:217億円(2015年12月30日終値)
上場証券取引所:東京証券取引所 マザーズ市場(証券コード2160)
発行済株式数:114,024,831株


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