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2017年4月14日

テラプローブ〈6627〉を、中国の力成科技股份有限公司が公開買付けにより買収

力成科技股份有限公司は、株式を取得および所有することを主たる目的として力成科技股份有限公司に設立された力成科技日本合同会社を通じて、半導体製造工程におけるウエハテストおよびファイナルテスト受託を主たる業務としている株式会社テラプローブの普通株式に対する公開買付けについて決議した。

今回の公開買付けにより、テラプローブは力成科技日本合同会社の連結子会社となるが、テラプローブ株式の上場廃止を企図するものではなく、本公開買付け成立後も引き続きテラプローブ株式の株式会社東京証券取引所マザーズ市場における上場は維持される方針としている。

力成科技股份有限公司は、力成科技股份有限公司およびテラプローブが属する半導体製造工程の後工程(組立・検査)受託の事業分野において、顧客企業が一貫したサービスの提供を求めていることに起因する世界的な事業者の統合が進展する一方、テラプローブの事業基盤である日本における半導体の市場規模の縮小が進んでいると認識し、加えて、テラプローブが日本のみならず世界的な半導体メーカと良好な関係を構築していると認識している。

以上のような認識のもと、力成科技股份有限公司は、力成科技股份有限公司はによるテラプローブの発行済株式全ての取得の可能性を含め、Micron Technology,Inc.とテラプローブと共に協議を通じ、テラプローブ株式の東証マザーズへの上場を維持することを前提として、本決議に至った。

テラプローブの最大顧客であるマイクロンメモリ ジャパン株式会社は、2012年2月にMicron Technology,Inc.により完全子会社化となったエルピーダメモリ株式会社が、2014年2月にマイクロンメモリ ジャパン株式会社へと名称を変更しており、同社が完全子会社化前から保有するテラプローブ株式3,680,000株および主に半導体製造の後工程におけるアセンブリ・パッケージングを行うマイクロン秋田株式会社の発行済株式の全てを所有する資本関係に至っている。

その状況化の中、力成科技股份有限公司は、Micron Technology,Inc.およびマイクロンメモリ ジャパンとの間で、付随契約として、力成科技股份有限公司がマイクロンメモリ ジャパンからマイクロン秋田の発行済株式を全て取得する旨の株式譲渡契約及びその付随契約を2017年4月14日付けで締結している。

これにより、テラプローブは力成科技股份有限公司グループの経営資源を活用することにより、コスト削減や日本の顧客に対しるターンキーソリューションの提供が可能となり、顧客への提供サービスが拡充されること、同時に、成長が著しい中国半導体企業との取引が拡大することを想定しており、力成科技股份有限公司においては、日本におけるテラプローブの顧客基盤を活用することで、日本の車載半導体メーカやIoT関連製品メーカとの取引が拡大することを想定している。

届出当初の買付け等の期間:2017年4月27日~2017年5月29日
買付予定の株券等の数:8,205,255株(議決権割合:100%)
決済の開始日:2017年6月5日

〈取得する会社の概要〉
会社名:株式会社テラプローブ
所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜
事業内容:ウエハテスト事業、ファイナルテスト事業、開発受託事業、その他テスト周辺事業・技術開発等
資本金:118億2331万円(2016年3月現在)

<公開買付会社の概要>
会社名:力成科技日本合同会社
所在地:東京都千代田区大手町
事業内容:株式の保有による事業活動の支配および管理等
資本金:5百万円
大株主および持株比率:力成科技股份有限公司100.0%